梅の木の育て方

梅の育て方  ―苗木・剪定・消毒・年間作業―

古来より、日本では梅の花を愛で、その実を食用として、

また医用品として大切にしてきました。

そんな梅の木を育てたい方のためのサイトです。


                                             管理人

梅の木について

梅はバラ科サクラ属の落葉高木です。アンズの近縁種で、
木の幹はゴツゴツしているのが特徴であり、幹だけでは桜
と区別がつき難いと言われています。


野梅系、紅梅系、豊後系の3系統に分類され、その品種は
実に300種以上!採られる果実は多くが豊後系になります。


クエン酸を多く含む、酸味のある果実はお馴染みのことな
がら、花も美しく鑑賞に適しており、日本では非常に知名度
の高い樹木と言えるでしょう。


梅の年間作業について

*年間作業*

〜冬〜
剪定をし、肥料を撒きます。剪定は特に大事な作業で、この
作業の出来で実のなり方が大きく左右されます。


花の蕾が膨らみ始めたら、受粉の為のミツバチの箱を用意
します。(南高梅の場合は、自家受粉が出来ません。)


暖かい日が続けば、2月半ばには開花。桜よりも一足先に、
美しい花が日本の四季を感じさせてくれます。


この頃、ミツバチにより受粉も始まります。3月には実が大
きくなり出す為、施肥をして栄養をしっかりと届けます。虫
も増え始めるので、被害を受けないよう防除してやります。


〜春〜
草刈りや防除作業、梅の木の消毒作業等に移ります。しっか
りと手入れをすることで、作業もし易く、また虫対策にもなり、
刈った草は肥料にもなってくれます。


不要な新芽はこの時期に切ります(芽カキ)。実の収穫まで
カウントダウンが始まりました。5月には、6月の収穫に備
えて引き続き消毒と、収穫に備えたネットを敷きます。


6月になり、完熟した梅を収穫していきます。ほんのりとし
た甘酸っぱい香りが収穫の合図です。


〜夏〜
夏になり、収穫を終えた木に再び肥料をやります。いわば出産
のあとのような状態の木たち。弱っている状態なので、


お礼とお疲れ様の意を込めて、しっかりと肥料をやります。
8月頃には夏の太陽の恵みをいっぱいに受けて、収穫した実
の天日干しです。夏の陽射しが続く限り、天日干し作業が繰
り返されます。


〜秋〜
梅の実の天日干しが終わったら、冬にかけて再び木の状態に
合わせて剪定と肥料やりです。


剪定に来年の収穫が大きく関わるので、慎重に、熟考を重ね
て行います。夏の間に生えた夏草を刈ったり、苗木を植える
場合には土造りをしたり、改植をしたり・・・


来年の梅に備えて準備をする期間です。


梅は元来中国が発祥の樹木で、痩せた土地でも育つ強さを
持っています。


土壌管理が出来ない環境でも強く生き抜く果樹なのです。
非常にたくましい生命力を持っているので、必要以上に手
を加えると梅がつい甘えてしまうと言います。


人を育てるように、時に厳しく、時に優しく、愛情を持って
年間を通して見守り育てていきましょう。


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